「未来の自動車はスマートカーロボットで、まさにデジタル経済の担い手だ」第14期全国人民代表大会(全人代)第3回会議重慶代表団によるオープングループ会議において、重慶長安汽車股份有限公司会長及び党委書記、阿維塔科技会長の朱華栄氏の発言が注目を浴びた。自動車業界の代表である朱氏は、長安汽車のインテリジェント・コネクテッド・ビークル(ICV)新エネ車分野の成果を共有し、さらに中国自動車ブランドのグローバル化を後押しする案を提出した。
朱氏は、「今年の政府活動報告は、ICV新エネ車をデジタル経済分野に収めたが、私はこれに非常に賛同する。未来の車は進化するスマートカーロボットだ。当社は近年、スマートで低炭素なテック企業へのモデル転換を急いでいる。これは国の要求と一脈相通じ、足並みを揃えている」と述べた。
重慶代表団が今年提出した4件の全体提案の一つは、「重慶の世界レベルICV新エネ車産業クラスタの建設加速の支持に関する提案」だ。情報によると、重慶市の2024年の新エネ車生産台数は前年比90.5%増の95万3000台で、完成車生産規模で全国省・直轄市のトップ3に入った。「重慶製」の車はミドル・ハイエンド市場でより高いシェアを占め、ブランドの影響力がより強く、独自のイノベーションによる科学技術力がより高い。重慶市の自動車産業の付加価値額は24年に26.7%増加し、全市の工業付加価値額の増加への寄与率が66.7%にのぼり、重慶のGDPを全国4位の都市に引き上げた。自動車産業は経済・社会の発展に対して、かつてないけん引力を発揮している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月11日
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